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このサイトは機械製作のちょっとした知識・情報を伝えることを目的としたサイトです。
機械系の技術職に就いた私自身の経緯も踏まえて、機械製作の世界とはどんなものなのかテーマにいろいろ記事を書いてみました。
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「機械ができるまで・その1 企画・設計・加工」



 この項目では、機械の製品がどのような工程を経てできるのか説明したいと思います。ただし工程を細かく分けすぎると逆に分かりづらくなるので、ここでは、あえて大まかに説明したいと思います。


1.企画・仕様の決定

 人や企業がビジネスを行う場合、商品を作って販売するか、サービスを提供してお金をもらうという形態をとりますよね。
 どんな企業でも商品を作って販売する場合は、まずどんなものを作れば売れるか考えてから作るというのはみなさん知っていると思います。
 企業によっては自社内の企画部や開発部でアイディアを出しあったり、マーケティング調査を行ったりして確実に売れそうなものを考え出すでしょう。
 これは機械の製品を作る企業も同じで、まずどういった製品を作るのかという、製品のコンセプトや仕様について考え出すというのことが最初の工程になります。

2.設計

 コンセプトや仕様が決まったら、次に決めたコンセプトや仕様を満たす製品を、どう作っていくか具体的に考えていく「設計」の工程に移ります。
 設計は最初の段階からいきなり細かいところまで考えるのではなく、おおまかな構想から段階を踏んでどういうものを作っていくか詳細に考案していきます。
 製品の構造や構成する部品、どれくらいの強度を持たせるか、使用上での安全性等様々な面を考慮して最終的にどういった製品をどういう工程で製作するのか決定します。
 そして決定した段階で、次に機械部品を作るための図面を作成して加工部門に渡します。

3.加工

 今度は設計部門が作成した図面をもとに、工具や工作機械を用いて機械の部品を作る「加工」の工程に移ります。
 加工には、切削加工・研削加工・特殊加工など、製作したい部品に応じていろいろな方法がとられます。またそれらの加工を行うための工具や工作機械もさまざまな種類があります。
 図面上にある加工の指示はあくまで加工の指示であり、(図面で特に指定がない限り)具体的にどういった工具や工作機械でどういう流れで加工していくのかは加工する側が判断する必要があります。
 なので、加工する人は当然工具や工作機械を適切に扱う技術が必須ですが、それ以外にそういった加工の工程を判断するための知識も持っている必要があります。

※次の項目に続きます